私たちの生活は、人と人が支え合いながら、繋がり合いながら成り立っています。
時には、衝突することもあります。しかし、誰しも一人で生きていくことは不可能です。
私たちは、誰かしらと関わり合いながら生きています。
そして、お役に立ちたい!社会貢献したい!と、
対人支援の仕事を、これまで行ってきました。
「人と関わることが好き」
「身近な人を支えたい」
「人の笑顔がみたい」
「社会と関わり働きたい」
そんな思いも時には、見失いそうななりながら、自分がどういう役割をもって、どうしてこの仕事について、どう生きていきたいのか。
また、何のために人と関わること、育てることをしていきたいのかの本質を探ってきました。
そこで、行き着いた答えがこれです。
「人を育てることを生業にする人(ケアびと)が、多く存在すれば、豊かに自分らしい生き方、望ましい未来を手に入れることができる。」と考えます。
「きれいごとだ!」
「そんなこと、無理にきまっている。」
「めんどくさいことは、ごめんだ。」
そんな声が、聞こえてきます。
実際、私の働く介護現場でも、聞こえる声です。
しかし、このきれいごとや、無理だって思えること、めんどくさいことに、向き合ってこそ
その先に笑顔があると思います。
人でないとできないこと、つながりあえないこと、わかちあえないことがあると信じています。
人を育てあう人(ケアびと)の溢れる社会は、きっと「豊かで、幸福な社会につながる」と考えています。
■平野 真弓 (ケアびと育成Lab.代表)プロフィール
1995年 看護師のキャリアを生かし、大手複合医療・社会福祉法人の介護・福祉サービス事業に11年間関わる。
2006年 認知症高齢者グループホームを立ち上げる。開所当初離職率82%から、4%に激減させる。現在も所長として奮闘中。
2018年 人財育成コミュニティ「ケアびと育成Lab.」立ち上げる。
これまでに、さまざまな、家族介護の相談、介護保険についての相談、認知症介護の相談、介護職員のキャリア相談など、延べ1万人以上の方の相談を受け支援している。
◾️資格等
看護師/認知症上級ケア専門士/主任介護支援専門員/ 国家資格キャリアコンタルタント/CDA 取得